【2月15日 AFP】ウクライナ紛争の終結に向けた協議が進む中、昨年2月16日に獄死したロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の妻ユリア・ナワルナヤ氏は14日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と「交渉しようとしても無駄」との見解を示した。

ナワルナヤ氏はドイツで開催されたミュンヘン安全保障会議で、「プーチンと交渉すると決めたとしても、彼がうそをつくことを忘れないでほしい」と警告。

「彼は裏切る」「土壇場でルールを変え、自分のゲームに引きずり込もうとするだろう」と述べた。

「プーチンとのディール(取引)には二つの結果しかない。彼が権力の座にとどまれば、合意を破る方法を見つけるだろう。失脚すれば、合意は無意味になる」との見解を示した。(c)AFP