【2月14日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領が、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は「平和を望んでいる」と主張したのを受け、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は13日、プーチン氏を信用しないよう警告した。

ウクライナ紛争終結へ向けてプーチン氏と協議を開始したいというトランプ氏の衝撃的な発言は、ウクライナと欧州の同盟諸国を驚かせた。いくつかの国はトランプ氏の戦略に疑問を呈し、米国に対し、ウクライナと欧州抜きで合意をまとめないよう警告した。

ピート・ヘグセス米国防長官は北大西洋条約機構(NATO)加盟国との会合で、12日に行われたトランプ氏とプーチン氏の90分間の電話会談は、ウクライナの3年近くに及ぶ軍事的抵抗を裏切るものではないと釈明した。

14日にドイツで開催されるミュンヘン安全保障会議でJ・D・バンス米副大統領と会談するゼレンスキー氏は、トランプ氏が自分と話すよりも先にプーチン氏に電話をかけたことについて、「あまり快いものではない」と述べた。

ゼレンスキー氏はポーランドのドナルド・トゥスク首相との会談後のSNS投稿で、「戦争を終わらせる用意があるとのプーチンの主張を信用しないよう、世界の指導者らに警告した」と述べた。

ゼレンスキー氏は、いかなる交渉であっても、開始前に米国が「プーチンを阻止する計画」に同意することを期待している。

トランプ氏は「遠くない将来」にサウジアラビアでプーチン氏と会談する予定だと述べ、ウクライナが交渉から排除されるのではないかとの懸念を呼んだ。

だが、トランプ氏は13日、ウクライナは交渉の「不可欠な一部」だと述べ、プーチン氏が「平和を望んでいる」ことを確信していると明言。「そうでないなら(平和を望んでいないなら)彼は私に言うはずだ」と述べた。(c)AFP