【2月13日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグは12日、ノックアウトフェーズプレーオフの第1戦が行われ、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)は2‐1でセルティック(スコットランド)に勝利した。

前半、一方的に試合を支配したバイエルンは、マイケル・オリーセのゴールで先行すると、後半開始4分にはハリー・ケインが追加点を奪った。

しかし、その後バイエルンの勢いが弱まるとセルティックは反撃に転じ、79分に前田大然が1点を返した。それでも、試合開始早々にニコラス・キューンのゴールがオフサイドで取り消されていたセルティックは、その後同点弾を奪うことはできなかった。

2023年12月以来となるホームでの敗戦を喫したセルティックは、18日に敵地で試合をひっくり返すための大仕事が残った。勝利したチームは、決勝トーナメント1回戦でアトレティコ・マドリードかバイヤー・レバークーゼンと対戦する。

その他の試合では、ベンフィカ(ポルトガル)、フェイエノールト(オランダ)、クラブ・ブルージュ(ベルギー)がそれぞれ初戦を白星で飾った。

ベンフィカは、後半の大部分を10人で戦うことになったASモナコ(フランス)に敵地で1‐0での勝利を収めた。

ロッテルダムではフェイエノールトが1‐0でACミランに勝利。敵地サン・シーロ・スタジアムで行われる第2戦を控えて優位に立った。

ブルージュは、ホームで昨季のヨーロッパリーグ王者アタランタ(イタリア)を2‐1で下した。試合は1‐1で終わるかに思われたが、終盤にDFイサク・ヒエンの伸ばした腕がFWグスタフ・ニルソンの顔に接触したことでブルージュに物議をかもすPKが与えられ、これをニルソンが自ら蹴り込み決勝点を挙げた。(c)AFP