【2月13日 CGTN Japanese】中国のアニメ映画『哪吒之魔童閙海(ナタ2)』は今月12日から北米で特別上映され、14日から正式に上映されます。また13日からは、オーストラリア、ニュージーランド、フィジー、パプアニューギニアで正式に公開され、さらにシンガポール、マレーシア、エジプト、南アフリカ、パキスタン、日本、韓国など多くの国・地域でも上映される予定です。

 世界最大の映画データベースIMDbでは、同映画に対する評価は海外公開に先立ち8.1点と高い点数で始まり、11日午前9時50分時点で8.3点に上昇しました。ユーザーのうち、満点の10点を付けた人は全体の52.1%、9点は14.2%、8点は13.6%でした。

 米国では、『ナタ2』が正式上映前から人気を呼び、映画の配給元によると、前売りの座席占有率はすでに90%を超え、チケットが入手難となっています。現地時間8日にロサンゼルスで開かれたプレミア上映で、この映画を鑑賞した映画監督でアジア国際映画祭の責任者ジョルジュ・チャンチョム氏は、「『ナタ1』からこのシリーズに注目しており、『ナタ2』の多くのキャラクターのファンになった」と述べました。

 中国の映画サイトの統計によると、11日午後7時時点で、『ナタ2』の興行収入(予約販売を含む)は累計で90億1500万元(約1900億円)を突破し、中国映画史上初の90億元台を突破した作品となりました。これにより、『ナタ2』は米国の『インクレディブル・ファミリー』を超えてアニメ映画興行収入の世界ランキングトップ5に入りました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News