【2⽉11⽇ Peopleʼs Daily】中国の古人は「己(おのれ)立たんと欲して人を立て、己達せんと欲して人を達す」と言った。中南米にも「天下に益を与えてこそ、自国が益を得られる」ということわざがある。習近平(Xi Jinping)国家主席はアジア太平洋経済協力会議(APEC)第31回非公式首脳会議でこの二つの文句を引用し、中国が「各国が共に発展してこそ真の発展だ」という理念を堅持していることを改めて示した。

 幸せで素晴らしい生活を送ることは古今東西の人類が求めてきた夢だ。国連(UN)の持続可能な開発のための2030アジェンダは目標年までの年月が当初の半分を切ったが実行は遅れている。世界の格差は広がり、約7億3300万人が飢餓に直面している。全人類が共に発展する条件を作り出し、発展の恩恵がより多く、より公平に各国の人々にもたらされてこそ、誰もが豊かで安らかな生活を享受できる。

 共に発展するためには、人を中心とする発展思想を堅持せねばならない。中国共産党はこの思想を堅持し、「貧困地区や貧困大衆を決して置き去りにしない」と厳かに約束したからこそ、人民を指導して一丸となって8億人の貧困者全員の貧困からの脱却を実現できた。「中国は成功した。他の途上国も成功できる」を現実のものにするためには、人を中心とする発展思想を理解することが肝要だ。

 共に発展するためには、自らと共に天下全体を発展させる心意気が必要だ。中国は常に自らの発展を人類の発展の座標系の中に置き、自国国民の利益と各国の人々の利益を結び付けてきた。中国は各方面と手を携えて人類運命共同体の構築を推進する過程で、協力とウィンウィンを堅持し、共に繁栄する世界の建設に力を入れている。

 中国は広範な発展途上国が共に発展することを断固として支持している。習主席は「成長の機会を広く共有し発展の道の包容力を増大し、各国の人々が発展の成果を共に分かち合い、『地球村』の中の各国が共に発展と繁栄を図り、ウィンウィンの理念を共有する」と述べた。中国は実際の行動でグローバルサウスが共に発展することを推進する行動派であり実行者であり続けてきた。

 中国共産党第20期中央委員会第3回全体会議は中国式現代化をさらに推進するための300余りの重要な改革措置を打ち出した。中国は製造業分野の外資参入制限措置を全面撤廃し、越境サービス貿易にネガティブリスト管理を導入し、電気通信、インターネット、教育、文化、医療などの分野の秩序ある開放拡大を推進し、自国の規則に国際的な経済や貿易のルールとの親和性を持たせるなど、制度型開放を着実に拡大してきた。

 人類が幸福を追求する道では一つの国、一つの民族をも置き去りにできない。中国は引き続き中国式現代化の新たな成果で世界の発展に新たなチャンスを提供し、各国と手を携えて平和発展、互恵協力、共同繁栄の世界現代化の実現を推進し、人類運命共同体構築の新たな一章を書いていく。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News