リバプール指揮官、サウジ移籍がうわさされるサラーに契約更新促す
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【2月1日 AFP】サッカーイングランド・プレミアリーグのリバプールを率いるアルネ・スロット監督は、エジプト代表のFWモハメド・サラーにクラブとの契約更新を促し、サウジアラビアへの高額移籍をやめるよう助言した。
サラーは今季ここまで絶好調を維持しているものの、現行契約は今年6月で満了を迎えることになっており、サウジ1部リーグへ移籍するとの臆測が流れている。
サウジのスポーツ相を務めるアブドルアジズ・ビン・トルキ・ビン・ファイサル王子は先月30日、英大衆紙の元編集者であるピアーズ・モーガン氏が司会を務めるテレビ番組「ピアーズ・モーガン・アンセンサード」のユーチューブチャンネルで、サラーがサウジにとって「大きな賞品」かどうか問われると、「間違いない。彼が全ての条件を満たせば、われわれとしてもぜひ迎えたい」と答えた。
今季ここまでリーグトップの19得点を挙げている32歳のサラーは、昨年12月末にリバプールとの新契約について、合意にはまだ「程遠い」と話していた。
一方、オランダ人指揮官のスロット監督は1月31日の会見で、2017年にクラブに加入したサラーの残留を望んでいると繰り返し、「もちろん、彼には契約を延長してほしい」「それは明らかだが、サウジが彼を欲しがるのも驚かないし、他国が彼を欲しがるのも驚かない」と述べた。
また、サウジへの移籍については、「彼(サラー)はこれまでずっと私の助言なしでうまくやってきた。だから、私の助言がなくても、自分のキャリアにとって最善を維持し続けることができるだろう」とし、「だが、私の彼へのアドバイスは、あなたが今言ったものとは異なるだろう」と語った。(c)AFP