中国の石油消費量 今年中にピーク迎える見込み
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【1月27日 CGTN Japanese】中国のハイエンドシンクタンク、中国石油集団(CNPC)経済技術研究院がこのほど北京で発表した「2024年国内外石油・ガス業界発展報告」によると、中国の石油精製品の消費は減少を示し、今年中に石油消費量はピークに達する見込みとのことです。
中国のエネルギー開発利用のグリーン・低炭素へのモデルチェンジは昨年も世界をけん引し、非化石エネルギーへの投資が世界の3分の1を占め、最終エネルギーの電化率は約29%に達しました。一次エネルギー消費構造における石油の割合は減少しています。昨年の中国の石油見掛け消費量は前年比1.7%減の7億5600万トン、石油精製品の消費量は3億9000万トンで、増加から減少に転じました。
石油と天然ガスの新たな地質学的埋蔵量は今年も高水準を維持し、石油は約10億トン、天然ガスは約1兆立方メートルに達する見込みです。中国の石油消費は今年中にピークに達し、石油精製品の年間需要は前年比1.9%減の3億8200万トンになる見込みです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News