【1⽉25⽇ Peopleʼs Daily】ブラジルのリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で先日、ポルトガル語版の「貧困からの脱却」の発表式および中国・ブラジル国政運営シンポジウムが開催された。ブラジルの社会発展・援助・家庭・飢餓対策省のオスマール・ジュニオール(Osmar Junior)常務次官は、「習近平(Xi Jinping)国家主席は30年以上前に貧困地区で仕事をしていた時、地元の人々を率いて貧困と闘う道を見いだしました」と述べた。

 中国は貧困人口8億人全員を貧困から脱却させた。この「貧困解消の史上最大の飛躍」と称賛に値する過程の中には、他国が参考にすべき経験も多い。これが「貧困からの脱却」などの著作が他国の政治家にとって重要な著作である理由だ。

 中国共産党は全党を動員して貧困対策に力を入れる体制を構築した。また累計25万5000人の村駐在作業隊と300万人余りの共産党地方委員会のトップや村駐在幹部を最前線に派遣した。中国共産党は全局面を統括して調整する役割を果たした。これらにより、貧困を撲滅する強大な力が形成された。

「志の難しきや、人に勝つにあらず、自らに勝つことにあり」と言う。貧困から脱却するためにはまず、思想や意識上の貧困から脱却せねばならない。中国は広範な貧困大衆の積極性や主体性、創造性を引き出すことを堅持した。アフリカ連合(AU)委員会のムサ・ファキ・マハマト(Moussa Faki Mahamat)委員長は、「われわれが中国の貧困削減から学んだ第一の授業は『自力更生』です。これこそが、中国が驚異的な成果を達成した根本原則です」と語った。

 貧困脱却の闘いには正確さが重要だ。中国では住民の貧困状態を示す資料が作られ、「いかに助け、いかに貧困から脱却させ、いかに安定させるか」を入念に考え、現地の事情に応じて貧困の原因を除去していった。中国の貧困脱却では、この「精密な闘い方」が一つの勝利の鍵になった。

 タイのコーンケーン県(Khon Kaen)は中国の「貧困脱却の闘いを精密な方法で進める」を参考にして効果を出した。現地当局者は「中国は世界に、精密な方法による貧困脱却の重要性と可能性を理解させた」と述べた。2018年12月の第73回国連総会(UN General Assembly)は農村の貧困解消問題に関する決議に、「精密な貧困救済」などの理念を盛り込んだ。国連(UN)のグテレス(Antonio Guterres)事務総長は、精密な方法による貧困脱却について「持続可能な開発のための2030アジェンダで定めた壮大な目標を実現する唯一の方法です。中国の経験は他の発展途上国への有益な参考です」と高く評価した。

 貧困は運命ではなく、打ち勝つことができない対象でもない。中国の貧困脱却の過程は、確固たる意志と決意、有効な理念と方法があり、実際の行動に移せば、貧困脱却に向かって前進できることを示している。中国は「飢餓と貧困に対するグローバルアライアンス」にも加盟した。貧困削減の国際協力を引き続き推進し、各方面と手を携えて貧困のない普遍的繁栄の世界を共に建設したいと考える。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News