【1月21日 AFP】全豪オープンテニスは21日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第11シードのパウラ・バドサ(スペイン)が7-5、6-4で第3シードのココ・ガウフ(米国)を破り、初の四大大会(グランドスラム)4強入りを果たした。

バドサは試合後、「少し感動している」と話し、「最高のテニスができたと思う。自分のきょうのレベルを非常に誇らしく思う」と喜んだ。

背中の複雑骨折の影響により、昨年はトップ100圏外まで落ちていた中で、見事な復活を印象付ける勝利となった。

この日の試合後のインタビューでも「1年前は競技を引退しないといけないかもしれないと思っていた」と明かしつつ、「1年後にまさか準決勝に勝ち残れているなんて思いもしなかった」と語った。

準決勝では3連覇を狙う第1シードのアリーナ・サバレンカと第27シードのアナスタシア・パフリュチェンコワの勝者と対戦する。

一方のガウフは、今季10試合目にして初黒星を喫し、全豪オープン初優勝はお預けとなった。(c)AFP