【1月21日 東方新報】中国北部の内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)アルホルチン旗(Ar Horqin Banner)の遊牧民たちが8日、凍った湖の上で伝統的なスポーツ「アリガ(Ariga)」で競い合っていた。「アリガ」はモンゴル語で牛や羊、ラクダなどの足首の骨を意味する言葉に由来している。

 長さ約100メートル、幅25メートルの競技場で、選手は親指と人差し指で「アリガ」をひねり、弾いて高速回転させ、滑らせて前方に飛ばし、止まったところを的とする。他の選手は、この的を狙って「アリガ」を打ち、命中させた者が勝ちとなる。

 この伝統的なゲームは、2007年に内モンゴル自治区の無形文化遺産リストに加えられた。(c)東方新報/AFPBB News