【1月12日 AFP】全豪オープンテニスは12日、男子シングルス1回戦が行われ、錦織圭は4-6、6-7(4-7)、7-5、6-2、6-3で予選勝者のチアゴ・モンテイロ(ブラジル)から逆転勝ちを収め、2回戦進出を決めた。

元世界ランク4位で2014年の全米オープンテニスでは決勝に進出した35歳の錦織は、モンテイロに敗退寸前まで追い込まれたが、2度のマッチポイントをしのいで4時間6分のフルセットマッチを制した。

股関節や足首の負傷で戦列を離れた後、復活に向けて歩みを進めている錦織は「マッチポイントで諦めそうになった」と明かし、「相手の調子がよかったが、何とか耐えた」と振り返った。

「本当に厳しい試合だった。トーナメントから脱落しそうだったけど、冷静さを保とうとした。最後まで戦おうと努力した」

錦織は全豪オープンで過去8度フルセットマッチを戦っているが、敗れたのは2017年大会のロジャー・フェデラー(スイス)戦のみとなっている。

次戦は第12シードのトミー・ポール(米国)とクリス・オコネル(オーストラリア)の勝者と対戦する。(c)AFP