中国 陸海空と宇宙を一体化した気象観測システムを構築
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【1月12日 CGTN Japanese】中国気象局はこのほど、陸海空と宇宙を一体化した総合的な気象観測システムを構築し、すでに132の国と地域に気象衛星サービスを提供していることを明らかにしました。
中国は現在までに、全ての郷や鎮をカバーする7万6000カ所余りの地上自動気象観測所を設置することで、気象観測所ネットワーク間の距離を11.2キロに縮小しました。北京市、天津市、上海市、浙江省などの地域では、気象観測所間の平均距離は6キロ以下です。
中国はまた、高空で行われる高層気象観測で、独自に開発した往復式スマート観測システムにより世界で100年以上採用されていた、気球の上昇段階でしか気象データを記録しないという観測方式を革新し、地上から上空10キロの高さまでの大気のさまざまな要素の3次元データを1分おきに観測し送信することを実現しました。
中国はさらに、気象衛星「風雲」8基を運用しており、5年前には21種類だった搭載観測機器は現在では27種類に増えました。中国はこのことにより、世界で唯一、黎明軌道、午前軌道、午後軌道、傾斜軌道の4つの近地球軌道で民間用気象衛星を同時に運用する国になりました。
このほか、中国は546台の気象レーダーからなる世界最大の気象レーダー観測ネットワークを構築し、それまで10分・1000メートル級だった時間と空間の解析能力が6分・250メートル級に向上し、豪雨や雷雨、強風、雹、龍巻などの、規模が中小で短時間のうちに発生する気象災害に対する監視能力も著しく高まりました。
海洋観測では、陸から300キロ以内の海域をカバーする観測ネットワークを形成し、漂流ブイによる観測は世界の海上輸送における太平洋航路やインド洋航路、さらにコンテナ海運の幹線航路をカバーしています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News