【1月11日 CGTN Japanese】中国の国有発電大手・中国長江三峡集団は9日、長江本流に位置する6つのカスケード式水力発電所で構成された世界最大のクリーンエネルギー回廊の2024年の発電量が前年同期比7%以上増加したことを発表しました。

 2024年、烏東徳、白鶴灘、渓洛渡、向家壩、三峡、葛洲壩の6つの水力発電所で構成された世界最大のクリーンエネルギー回廊の発電量は前年同期比7.11%増の約2959億400万キロワット時で、標準石炭8924万トンの節約、二酸化炭素2億4000万トンの排出削減に相当します。

 この世界最大のクリーンエネルギー回廊は全長1800キロメートル、水位の高低差は900メートルを超えます。総設備容量は7169万5000キロワットに達し、3つの三峡水力発電所に相当します。

 また、ダムの最適化による航路条件の改善で、長江の経済価値が放出され続け、2024年の三峡ダムの貨物通過量は1億5900万トンに達し、3年連続して1億5000万トンを超えました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News