■水が尽きる

高級住宅地パシフィック・パリセーズでは、巨大な貯水タンクが空になったため、消火栓が機能しなくなっていた。

デービッド・スチュワートさんは、自分が住むこの地区を山火事に明け渡すつもりはないと話した。

「郡が水の供給を止めたので、私たちはシャベルで火に土をかけて(消し止めて)いる」

「私たちで、これまでに近所の家を3軒救ったと思う。でもまだ、火の手が私たちの家に向かって進み続けている」と話した。

ジェシー・バンクスさんは、避難した息子と連絡を取ろうとしていた。

「息子は私たちより先に徒歩で家を出たが、携帯電話も何も持っていないので、息子を捜しているところだ」

「この地域に20年以上住んでいて、山火事や丘陵地帯での火事はあるが、こんなことは初めてだ」と話した。

闘いは、まだ終わってはいない。

予想では風の勢いは弱まるとみられているが、火災のリスクが高いことを示す警報は10日夕方まで継続される見込みだ。(c)AFP/Sébastien VUAGNAT