【1⽉19⽇ Peopleʼs Daily】中国共産党中国国際貿易促進委員会党組書記で同委会長も務める任鴻斌(Ren Hongbin)氏はこのほど、中国と世界の経済情勢を論述する文章を人民日報に寄稿した。以下は、同文章の要旨を再構成したものだ。

 世界各国は共に協力してこそ、経済の相互補完やウィンウィンを実現することができる。中国は世界最大の発展途上国として、自らの発展に力を入れると同時に、世界の産業チェーンとサプライチェーン協力に深く参与し、その安定に絶えず貢献してきた。

 中国は安全で安定した産業チェーンとサプライチェーンの構築を推進している。中国は世界の中でも工業の分野が最も完備された国だ。中国の製造業の付加価値の全世界に占める割合は約30%で、主要工業製品のうちの4割以上で生産量が世界一だ。

 中国はこの数年、質の高い「一帯一路(Belt and Road)」を建設するために、150余りの国と30余りの国際組織と200件余りの協力文書を交わし、連結と連携を強化してきた。

 中国は互恵とウィンウィンの産業チェーンとサプライチェーンの構築を推進している。中国は積極的かつ自発的な開放を実行し、14億人余りの超大規模市場の恩恵を世界と共有し、150余りの国と地域の主要な貿易相手国になっている。中国は市場参入を引き続き緩和し、市場化、法治化、国際化の一流のビジネス環境を構築していく。中国は世界の中でも投資対象としての魅力が上位であり、多国籍企業の世界展開にとって重要な国だ。

 中国は「美美与共、和合共生(それぞれの長所を尊敬して共に享受し、共に和して共に生きる)」の精神を重視しており、APEC、主要20か国・地域(G20)、BRICSなどの国際的舞台でサプライチェーンの協力を強化することを提唱し、各方面が力を合わせて非経済要素による経済活動への妨害を排除するよう呼び掛けている。中国はまた、グリーン発展についての国際協力を積極的に推進し、中国で生産される電気自動車(EV)、リチウム電池、太陽光発電関連機器などが世界に豊富に供給されることで、世界の産業チェーンのグリーン化発展が推し進められている。

 中国国際貿易促進委員会は2023年、画期的な取り組みとして第1回中国国際サプライチェーン促進博覧会(China International Supply Chain Expo、CISCE)を開催した。同博覧会は世界初のサプライチェーンをテーマとする国家級展示会であり、産業の上中下流の連携、大中小企業の提携、産学および研究側と使用側の協同、中国内外企業の相互作用を力強く促進し、中国と世界の協力とウィンウィンを推進する舞台だ。第2回も2024年11月26日から30日まで北京(Beijing)で開催され、貿易促進、投資協力、イノベーション集積、学び交流の場としての機能がさらに強化され、より緊密な世界の産業チェーンとサプライチェーンのパートナーシップの構築を各方面と手を携えて推進し、世界経済の回復と発展のために新たな貢献をすることができた。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News