中国で「年産1000万超」を導いた「テスラ効果」とは
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【1⽉17⽇ Peopleʼs Daily】中国では昨年11月に電気自動車(EV)など新エネルギー車の年初来の生産台数が1000万台を超えた。中国で新エネルギー車の年産台数が1000万台を超えたのは初めてだ。多くの人がこのニュースに接してテスラ(Tesla)のことを思い出した。
習近平(Xi Jinping)国家主席は2018年4月、「外資の持ち株比率の規制、特に自動車業界の規制を早急に緩和する」と発表した。3か月後にテスラは上海(Shanghai)に工場を建設すると発表した。工場着工は2019年1月で同年12月には出荷を始めた。
初めての外資独資の自動車会社による「テスラのスピード」は衝撃的だった。そして中国の自動車メーカーは「テスラの挑戦」に積極的に応えた。激烈なイノベーション競争が発生した。そして中国は今や、新エネルギー車の技術革新が世界で最も活発な場所だ。2023年には中国からの自動車輸出台数が世界1位に躍進し、うち新エネルギー車の輸出台数は前年比77.6%増で120万台を超えた。
新エネルギー車の輸出激増が導いたことの一つが、世界のグリーン発展の加速だ。グリーン低炭素発展は潮流であり、大勢であり、「小さな庭を高い壁で囲って」で阻めるようなものではない。今年第1~3四半期(1~9月期)、中国の新エネルギー車輸出台数は前年同期比12.5%増の92万8000台だった。追加関税などの障壁に直面しても、世界の消費者は良品への愛情やグリーン低炭素理念への追求を実際の行動で示した。閉鎖的であったり排他的であったりすれば、必ず行き詰まる。協力とウィンウィンこそが成功に至る道だ。
中国でのテスラの活況は川上と川下分野の産業チェーンとサプライチェーンの急速な発展をけん引した。テスラ上海工場の部品現地化率は95%を超え、60社以上が全世界のテスラのサプライチェーンに組み込まれた。2023年のテスラの中国での生産台数は全世界の生産能力の半分以上を占め、中国で製造されたEVの36%が輸出された。テスラの中国での成功は、まさにウィンウィンあるいはマルチウィンであり、国際分業の大きな流れに順応し、「和合して共に生きる」理念を具体化したものだ。
今ではますます多くの外国自動車会社が中国の市場、技術、制度型開放などの利点を利用して、製造や研究開発などでの「中国で世界のために」といった転換を実現している。また、中国の新エネルギー車メーカーのハンガリー、スペイン、ミャンマー、マレーシア、ブラジルなどでの工場建設は、より多くの国と地域のグリーン低炭素モデルチェンジを促進している。
中国式現代化は平和発展の道を歩む現代化だ。中国は協力とウィンウィンの理念に基づいて中国式現代化の新たな成果で世界の発展に新たなチャンスを提供し続け、各方面と共に互恵協力や共同繁栄などを特色とする世界の現代化の実現を推進することを望む。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News