【1月7日 CNS】現地時間2024年12月3日、中国鉄道コンテナ重慶センター駅を出発したX8083次中欧班列が無事にドイツ・デュースブルクに到着した。これにより、中欧班列の運行累計が10万本を突破し、「一帯一路(Belt and Road)」構想の枠組みにおける重要な輸送ネットワークの歴史に新たな里程標が刻まれた。

 中欧班列は、中国とヨーロッパの経済貿易交流の重要な象徴であり、両地域の多分野にわたる協力の積極的なモデルとなっている。ドイツの元内務大臣オットー・シリー(Otto Schily)氏は最近のインタビューで、中欧協力は両地域の経済繁栄を促進するだけでなく、世界的な課題を解決する上でも重要な意義を持つと強調した。彼は、公平かつ公正な基盤の上で中欧間のパートナーシップをさらに強化し、国際協力をより高度な段階に引き上げるべきだと呼びかけた。

 オットー・シリー氏は、中国の大都市・重慶とドイツの工業都市・デュースブルクの港を結ぶこの鉄道輸送路線は、複数の国を通過する経済的に極めて重要な生命線であり、中国とヨーロッパを含む沿線地域すべてに計り知れない利益をもたらしていると述べた。歴史的に、古代「シルクロード」は多くの主要国間で平和的な経済・文化交流を促進した。そして現在、「一帯一路」構想は国際経済協力と国際貿易交流を拡大・深化するための壮大な可能性を切り開いている。これに対して、人びとは歓迎すべきだと彼は述べている。

 中国と中東欧諸国の協力パートナーモデルは、特に参加するヨーロッパ諸国が国境を越えた大型インフラプロジェクトを実施する上で大きな助けとなっている。これらのプロジェクトは各国の経済発展にとって重要であると同時に、地域全体の経済成長に大きく貢献している。

 シリー氏はまた、地政学的な枠組みの中で、各国は他国を弱体化させることで自国を強くするような行動を取るべきではないと指摘した。飢餓や気候変動、現代技術によるリスクや環境破壊といった世界的課題の深刻さを考慮すれば、グローバルな協力は人類の生存にとって不可欠だという。これらの課題は世界的な解決が求められるものであり、答えを見つけるにはグローバルパートナーシップを通じた協力が必要だ。彼は、いかなる国家、国家連合、政治家も世界を支配しようとするべきではないと述べ、現代は多極化した世界であり、権力構造は過去とは異なると強調した。

 シリー氏の見解では、中国は目覚ましい方法で経済力を手に入れただけでなく、ヨーロッパ諸国との経済協力において大きな可能性を生み出し、さらに重要なのは、世界的課題に取り組む国際協力のために広大な可能性を提供している点だ。彼は、ドイツは国際機関におけるグローバルガバナンスの成功を推進し、自由で公正なグローバル貿易が恣意的な関税障壁の脅威を受けることがないようにすることを優先すべきだと述べた。(c)CNS/JCM/AFPBB News