【12月20日 AFP】男子テニスのジャック・ドレイパー(英国)は19日、腰のけがを理由に、男女混合の国別対抗戦ユナイテッドカップに加え、男子の国別対抗戦デビスカップ予選ラウンドの日本戦を辞退した。その一方で、両大会に挟まれて行われる来季の四大大会(グランドスラム)初戦、全豪オープンのシングルス出場には望みを残している。

国内ランキングでトップに立つ22歳のドレイパーは、女子のケイティ・ボールターとペアを組む予定だった今月30日開幕のユナイテッドカップに向けて、23日にオーストラリアへ渡航することになっていた。

この日の声明では、「腰のけがを克服して試合に間に合うよう調整してきたが、残念ながらユナイテッドカップでのプレーを断念するようアドバイスを受けた」とし、「全豪オープンに出場することにはかなり前向きだが、腰の管理と強化をしていく中で、多忙なスケジュールに飛び込むことはできない」と説明した。

今季のドレイパーは、ツアー2勝を記録したほか全米オープンでベスト4入りを果たすなどし、世界ランキングも自己最高の15位でシーズンを終える躍進を見せたが、その直後にけがに見舞われた。来年1月12日に開幕する全豪オープンに向けて、今月下旬には開催地の豪メルボルンへ向かう予定となっている。(c)AFP