【12月19日 CNS】中国・広東省(Guangdong)広州市(Guangzhou)のジャイアントパンダの赤ちゃん「妹猪(メイズー、Mei Zhu)」が生後半年を迎えた記念イベントが18日に開かれ、多くの市民や観光客が訪れ、祝福を送った。

 イベントでは、飼育スタッフが「妹猪」の体重、胴回り、乳歯、心拍数などの成長指標を総合的にチェックし、健康診断を行った。

 記者が目にした「妹猪」は、サスペンダー付きのズボンを身につけ、サングラスをかけたユーモラスな装いで、元気いっぱいの姿を見せていた。四肢は力強く、時折小さな前足を振り上げたり、竹の葉をかじったりする様子がとても愛らしく、多くの人の心を掴んだ。

「妹猪」は、世界で唯一のジャイアントパンダ三つ子の長女「萌萌(モンモン、Meng Meng)」が2024年6月18日未明に長隆野生動物世界(Chimelong Safari Park)で無事出産した雌の赤ちゃん。現在、専属の飼育スタッフの手厚いケアのもと、「萌萌」と「妹猪」親子は健康な状態を保っており、「妹猪」の体重は生まれたときの178グラムから10.88キロにまで成長した。(c)CNS/JCM/AFPBB News