シリア大統領が国外脱出、政権崩壊か
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【12月8日 AFP】英国に拠点を置くNGO「シリア人権監視団」は8日、シリアのバッシャール・アサド大統領が出国したと発表した。
同監視団のラミ・アブドルラフマン代表は、アサド氏が首都ダマスカスの国際空港を出発したと述べた。AFPは現時点でこの事実を確認できていない。
反政府勢力も同日、アサド氏が国外に逃亡したと主張。海外在住のシリア人に「自由なシリア」に帰還するよう呼びかけるとともに、ダマスカスは「暴君」から解放されたと宣言した。
シリアのモハメド・ジャラリ首相は、国民が選ぶいかなる指導者とも、またいかなる政権移譲プロセスにも「協力」する用意があると述べた。(c)AFP