中国は世界に向けて発展のチャンスを提供し続ける
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【12⽉24⽇ Peopleʼs Daily】上海市(Shanghai)内の国家エキシビションセンター(National Exhibition and Convention Center)で11月5日から10日にかけて開催された第7回中国国際輸入博覧会(輸入博、CIIE)には、152の国と地域、国際組織が参加し、出展企業約3500社が数十万人のバイヤーなどと対面交流した。
7月に開催された中国共産党第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)は改革をさらに全面深化させ、中国式現代化を推進する壮大な青写真を策定した。開放は中国式現代化の鮮明な標識であり、輸入博の理念でもある。輸入博は中国が開放型の世界経済の建設を推進する実際の行動だ。
第7回輸入博に参加した国と地域の数と企業数はいずれも前回を上回った。出展した世界トップ500社と業界トップ企業は297社に達し、過去最高を更新した。人的・文化交流活動の展示面積は3万2000平方メートルを超え、過去最高だった。
輸入博の「吸引力」は絶えず強まっている。第1回から第6回の輸入博までで、約2500の代表的な新製品や新技術、新サービスが披露された。第7回輸入博では初めて新素材専門区が設置され、400以上の代表的な新製品、新技術、新サービスが展示され、イノベーションの原動力、グリーンな活力が噴出した。ロレアルグループ(L'Oreal)のニコラ・イエロニムス(Nicolas Hieronimus)最高経営責任者(CEO)は輸入博について、チャンスに満ちており、新製品初披露の「増幅器」、協力促進の「触媒」だけでなく、企業発展の「推進器」でもあると述べた。
中国は発展途上国でありグローバルサウスの一員だ。中国は一貫して南南協力の確固たる支持者であり積極的な参加者、重要な貢献者だ。中国は開放により発展の困難を解消し、開放により協力の力を集め、開放により革新の勢いを集め、開放により幸せの共有を求め、発展の成果がより多くより公平に各国の人々に恩恵をもたらすことを堅持している。
中国は第1回輸入博から後発開発途上国にブースの設置、展示品の輸送、人員の受け入れなどで多くの優遇措置を供与することで、出展に便宜を提供してきた。第7回輸入博には後発開発途上国37か国が出展し、その出展企業に提供する無料ブースは120か所を超えた。食品と農産物の展示エリアではアフリカの商品のエリアを拡大して後発開発途上国にさらに便宜を図った。
中国は今年12月1日から、中国と国交を樹立した後発開発途上国原産の商品に関税税率ゼロを適用した。これは習近平(Xi Jinping)国家主席が2024年の中国アフリカ協力フォーラム北京サミットの開会式で発表した重要な措置だ。中国はこの措置を実施した初の発展途上大国であり、世界の主要経済国だ。
第7回輸入博を通じて、世界は中国が高いレベルの対外開放を推進する確固たる約束と行動を再び目撃し、中国が引き続き世界開放の風をリードする大国としての責任を目撃した。改革をさらに全面的に深化させ、開放を拡大する中国は、世界に発展のための重要なチャンスをもたらし続けている。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News