元世界王者パッキャオ氏、25年の国際ボクシング殿堂入り
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【12月6日 AFP】国際ボクシング殿堂は5日、2025年の殿堂入りメンバー14人を発表し、フィリピンの伝説的サウスポーであるマニー・パッキャオ氏(45)が名を連ねた。
パッキャオ氏は1995年から2021年にかけてのキャリアにおいて、フライ級(50.80キロ以下)からスーパーウエルター級(69.85キロ以下)までの各階級制覇を成し遂げるなどし、通算戦績62勝8敗2分を記録した。
2016年から2022年までフィリピンの上院議員も務めたパッキャオ氏は、「国際ボクシング殿堂に選ばれてとてもうれしい。これは本当に素晴らしいクリスマスプレゼントだ」と喜び、「プロボクサーとしても公僕としても、キャリアを通じてフィリピンと世界中のフィリピン人に名誉をもたらすことが目標だった」と述べた。
パッキャオ氏が現役時代に倒した名ボクサーには、米国勢のオスカー・デ・ラ・ホーヤとシェーン・モズリー、メキシコ勢のファン・マヌエル・マルケスとマルコ・アントニオ・バレラ、リッキー・ハットン(英国)、そしてミゲル・コット(プエルトリコ)らがいる。
来年6月5日から8日にかけて米ニューヨーク州カナストータで行われる式典では、ともに米国の元ボクサーであるマイケル・ナン氏とヴィニー・パズ氏、そして元レフェリーのケニー・ベイレス氏らが表彰される。(c)AFP