【12月7日 CGTN Japanese】中国東北部に位置する吉林省長白山管理委員会が4日に明らかにしたところによると、長白山国家級自然保護区では連日、アムールトラの姿が目撃されたとのことです。これは野生アムールトラの生息地がさらに拡大していることを示しており、アムールトラ・アムールヒョウ国家公園から西へ200キロ以上も広がっていることが分かりました。

 長白山保護区王池保護管理ステーションの職員が長白山錦江大峡谷の道路沿いでアムールトラの足跡を発見しました。長白山保護区でアムールトラが発見されたのは30年ぶりです。アムールトラの動向を密接に監視するため、同保護区は急きょ9台の監視カメラを設置しました。保護区の職員は3日にアムールトラの足跡があった場所から約300メートルのところでアムールトラを発見したため、人とアムールトラの衝突予防策を策定して、一般市民向けに警報を発し、最初に発見された場所に警告板を設置し、付近で虎が出没することに注意するよう呼びかけています。

 吉林省では長年にわたり生態保護が進められており、山を封鎖して狩猟を禁止し、天然林の商業伐採を全面的に停止し、野生動物保護の広報に力を入れるなどの対策を取ってきました。長白山管理委員会によると、保護区内ではニホンジカやシベリアノロジカなど有蹄類の数が年々増え、動植物の種類が豊富になり、地元の人々も野生動物の保護に積極的に参加しています。こうした動きはアムールトラが30年ぶりに長白山の奥地に戻った主な原因だとみられています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News