【12月5日 AFP】24-25スペイン1部リーグは4日、第19節の1試合が行われ、2位レアル・マドリードはキリアン・エムバペのPK失敗も響き、アスレティック・ビルバオに1-2で敗れた。

先制を許したレアルは、エムバペが前週行われた欧州チャンピオンズリーグのリバプール戦に続いてPKを決められず。その後ジュード・ベリンガムのゴールで同点に追いついたが、80分にフェデリコ・バルベルデのミスから交代出場のゴルカ・グルセタに決勝点を許した。

リーグ戦連勝が3で止まったレアルは首位バルセロナとの勝ち点差が4のままとなった。勝利したビルバオは4位。

このところの批判がさらに強まるPK失敗となったエムバペは試合後にインスタグラムを更新し、「細部が重要な試合での大きなミスだ。責任はすべて取る」と述べ、「難しい時期になっているが、状況を変え、自分が誰かを証明するには最適なタイミングだ」と前を向いた。

エムバペはレアル加入後の公式戦20試合で10ゴールを挙げているが、安定感に欠けている。

レアルを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は、エムバペについて「本調子ではないが、われわれは彼に適応する時間を与えてあげないといけない。10ゴールは挙げている。ただ、もっと良くなれるし、彼も取り組んでいる」とコメントした。(c)AFP