バルサ、創設125周年の節目で黒星 アトレティコは大勝
このニュースをシェア
【12月1日 AFP】24-25スペイン1部リーグは30日、第15節の試合が行われ、首位FCバルセロナは1-2でラス・パルマスに敗れ、クラブ創設125周年の記念日を白星で飾れなかった。
バルセロナは後半の早い時間帯に先制を許すと、その後ハフィーニャの得点で一度は追いついたが、ファビオ・シルバに決勝点を決められた。
同日の試合ではアトレティコ・マドリードが5-0で最下位レアル・バジャドリードに大勝し、バルセロナと2ポイント差の暫定2位に浮上した。
バルセロナは暫定3位の昨季王者レアル・マドリードに4ポイント差をつけているが、レアルはバルセロナとアトレティコより消化が2試合少なく、1日にはヘタフェ戦を控えている。
バルセロナはリーグ戦開幕からの12戦で11勝を収めたが、これで直近3戦は未勝利となった。チームを率いるハンジ・フリック監督は「シーズン序盤のようなプレーをしなくてはならない。きょうはとてもがっかりした」と話した。
「きょうは70パーセント以上のボール保持率がありながら、ゴールを決められなかった。一つか二つ変えなくてはいけない部分があるかもしれない」と振り返り、「いくつかミスがあったが、4バックの問題ではない。前線(の選手)が原因だ。それについてはチームで話さなくてはいけない」とした。
アトレティコは公式戦7連勝とし、レアルを暫定的に2ポイント上回った。
26分にクレマン・ラングレが先制点を挙げると、フリアン・アルバレスとロドリゴ・デ・パウルのゴールでハーフタイムまでに3-0とし、後半もアントワーヌ・グリーズマンとアレクサンダー・ソーロートの得点で加点した。
極め付きはグリーズマンの4点目だった。グリーズマンはアルバレスとのパス交換で抜け出すと、華麗なターンから最後は繊細なフィニッシュで相手GKを破る今季屈指のゴールを決め、敵地の観客からも拍手が送られた。(c)AFP