【11月23日 AFP】米国のロイド・オースティン国防長官は23日、ロシアに集結している北朝鮮兵約1万人が「間もなく」ウクライナ侵攻に参戦するとの見方を示した。

南太平洋の島国フィジーを訪れたオースティン氏は会見で、ウクライナと国境を接するロシア西部クルスク州には現在約1万人の北朝鮮兵が駐留しているとみられ、現地で「ロシアの部隊に統合されている」と指摘。

「訓練や、ロシア軍との編成の様子から判断すると、間もなく戦闘に参加するとみている」と述べた。

韓国政府高官および研究グループは21日、ロシアは北朝鮮に対し、兵士派遣の見返りとして石油や防空ミサイル、経済支援を提供していると指摘した。(c)AFP