中国商務部 貿易の安定成長目指す政策措置を発表
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【11月23日 CGTN Japanese】中国商務部は22日に発表した「対外貿易の安定成長促進に関する若干の政策措置」で、貿易企業への融資支援の強化や越境取引決済の改善などを求めました。内容は以下の通りです。
1:輸出信用保険の保証規模および対象範囲の拡大:企業の多元的な市場開拓を支持し、関連する保険会社が「専精特新」と呼ばれる、専門性と精密さがあること、特徴があること、斬新であることが認められた企業に対する保険分野での支援強化を奨励する。
2:貿易企業への融資支援強化:金融機関が市場化、法治化の原則に基いて中小零細の貿易企業への融資支援を強化することを奨励する。
3:越境取引に伴う決済の改善:金融機関が貿易企業に対して為替リスク管理のための商品をより多く提供し、企業の為替リスク管理の水準向上を支援することを奨励する。
4:越境電子商取引(EC)の発展促進:海外でのスマート物流プラットフォーム建設を推進していく。条件の整った地方が越境ECサービスプラットフォーム建設を模索することを支援し、企業に対して海外での法務や税務資源をはじめとする周辺分野についてのサービスを提供する。
5:特色ある農産品などの輸出拡大:企業に対して海外の不合理な貿易制限措置への積極的対処を指導し、支援を行うことで輸出のための良好な外部環境を築いていく。
6:重要な設備やエネルギー資源などの輸入を支持:新版「産業構造調整指導目録」を参照した上で「技術と製品の輸入を奨励する目録」を改訂して発表する。
7:グリーン貿易、国境地域での民間貿易、保税政策による修理補修での刷新を推進:第三者の炭素サービス機構と貿易企業の連携を強化する。
8:商務従事者の越境往来の誘致と利便化:貿易促進機構の公共サービスを紹介するウェブサイトやサービス企業のデジタル化プラットフォームを整備させ、展覧会の情報サービスおよび対外宣伝と普及を強化する。
9:貿易での海運の保障能力向上と貿易企業の雇用サービス強化:貿易企業と海運企業の戦略的協力強化を支援する。
(c)CGTN Japanese/AFPBB News