ブラジル最高裁付近で爆発 男が自爆死か G20サミット直前
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【11月14日 AFP】ブラジルで13日、連邦最高裁判所に爆発物を所持して侵入しようとした男が爆発によって死亡した。自爆とみられている。同国では、週明けから20か国・地域(G20)首脳会議(サミット)が開催される。
ブラジリア連邦直轄区のセリーナ・レオン副知事は会見で、男は「連邦最高裁判所に近づき、侵入を試みたが失敗し、入り口で爆発が起きた」と説明。他に負傷者は出ていないと述べた。
レオン氏によると、爆発は2回起きた。その後、裁判所の外で男の遺体が発見されたが、周囲に不審物があったため、身元確認に時間を要しているという。
現地時間13日午後7時30分(日本時間14日午前7時30分)ごろ、裁判所の外の広場に止められていた車が爆発し、数秒後に男が裁判所への侵入を試みた際に2回目の爆発が起きた。この爆発で男は死亡したという。
リオデジャネイロでは18、19日にG20サミットが開かれ、米国のジョー・バイデン大統領や中国の習近平国家主席も出席を予定している。
サミット開催に伴い、特にリオデジャネイロでは厳重な警備体制が敷かれている。(c)AFP