【11月12日 AFP】ドナルド・トランプ次期米大統領は、国務長官に対中強硬派のマルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州選出)を指名する見通しだとニューヨーク・タイムズ紙が11日、報じた。

同紙は国務長官候補として3人の名前を挙げ、最終決定ではないとする一方で、トランプ氏は自身に忠実なルビオ氏を指名する意向とみられるとしている。ルビオ氏は、副大統領候補としても取り沙汰されていた。

キューバ系でタカ派のルビオ氏の起用は、トランプ氏と同氏の関係が大きく変わる転機になるとみられる。

両者は、2016年の大統領選で共和党候補指名を争った。その際、ルビオ氏はトランプ氏について「詐欺師」「大統領選に出馬した中で最も低俗な人間」とこき下ろしていた。(c)AFP