ガザ・レバノンへ激しい攻撃 「援助改善」期限前にイスラエル軍
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【11月11日 AFP】レバノンとパレスチナ自治区ガザ地区で10日、イスラエルの空爆により数十人が死亡した。当局および救助隊が発表した。
ガザでは、救助隊によるとイスラエル軍の攻撃により、子ども13人を含む30人が死亡した。
レバノン保健省も、首都ベイルート北部のアルマト村へのイスラエル軍の攻撃で、子ども7人を含む23人が死亡したと発表した。このほか、イスラム教シーア派組織ヒズボラの影響力が強いレバノン東部への攻撃で少なくとも15人が死亡、南部ではヒズボラ系の救助隊員3人が死亡したと報告した。
さらに英国に拠点を置くNGO「シリア人権監視団」によれば、シリアの首都ダマスカス南部も空爆を受け、ヒズボラの司令官を含む9人が死亡した。
米国は先月15日、イスラエルがガザへの援助の提供状況を30日以内に改善しない限り、数十億ドル規模の軍事支援の一部を停止することもあり得ると警告した。この期限は13日に迫っている。(c)AFP