【11月11日 AFP】米紙ワシントン・ポストは10日、ドナルド・トランプ次期大統領がロシアのウラジーミル・プーチン大統領と電話会談し、ウクライナとの戦闘を激化させないよう促したと報じた。

報道によると、大統領選での勝利を確実にしたトランプ氏は7日に、フロリダ州の自邸マーアーラゴでプーチン氏と電話会談した。

AFPはトランプ氏の代理人にコメントを求めたが、直ちには回答は得られなかった。

ワシントン・ポストは匿名を条件に取材に応じた複数の関係者の話として、トランプ氏はプーチン氏に対し、欧州における米国の大規模な軍事プレゼンスへの注意を喚起したと伝えた。

関係者によると、トランプ氏は「ウクライナ紛争の早期解決」に向けて追加の協議を行うことにも関心を示した。

トランプ氏はこれまで紛争の早期終結を主張し、ウクライナに対する米政府の数十億ドル規模の支援に疑問を呈してきた。(c)AFP