【11⽉21⽇ Peopleʼs Daily】中国の宇宙ステーションの天宮(Tiangong)は重量が100トン級に達し、作業と生活のための空間は100立方メートルを超えた。

「小さな一歩はすべてが夢への大きな一歩だ。中国の宇宙ステーションは永遠に期待する価値がある」――。劉洋(Liu Yang)宇宙飛行士は2022年9月2日に初めての船外活動を終えた際に、思わずこう口にした。

 湯洪波(Tang Hongbo)飛行士は、「宇宙ステーションに入って最初に、とても大きくて奥行きがあると感じました。二つ目の感想は、睡眠エリアの騒音が非常に小さいことです。三つ目は、景観部屋で感じました。私は休憩時間になるたびに、急いで携帯電話を手に取って、窓の外の感動的な光景を撮影しました。最も重要な感想は、私が滞在したのはわが国の宇宙科学実験プラットフォームということです。実験の機会はめったになく、操作の体験は貴重です。私は非常に誇りに思っています」と語った。

 中国の有人宇宙飛行は当初から世界の先進レベルを目指した。基幹技術の重要な成果を達成し、宇宙との往復や船外活動、宇宙船のドッキングなどの難題を解決した。宇宙ステーションで必要となるロボットアームも独自開発した。部品や中核的なコンポーネントの国産率は100%に達した。

 中国は2021年4月末にコアモジュールの天和(Tianhe)を打ち上げてからわずか20か月足らずで、宇宙ステーションの建設を完了した。宇宙ステーション建設の最速記録だ。一連の成果の背後には、110以上の研究機関と3000以上の研究所、数十万人の研究者が力を合わせて協力して「宇宙の大家族」が形成されていることがある。

 宇宙関連では応用も極めて重要だ。例えば宇宙空間に農作物の種を持ち込めば、宇宙線などの影響で突然変異が多く発生する。そして地上に戻してから、農業にとって都合の良い品種を選別できる。中国は宇宙を利用して水稲やキュウリやトマトなど品種改良を実施してきた。宇宙を利用した品種改良、年間約260万トンの食糧増産に結び付いた。

 また、無重力状態で長期間暮らす宇宙飛行士のために開発された骨喪失対抗器などは、骨粗しょう症や筋萎縮の防止に応用できる。中国宇宙ステーションでは2023年8月までに100件以上の研究開発などを実施した。そして、4000件以上の成果が各業界で広く応用されるようになった。

 北斗(Beidou)による衛星ナビゲーションシステムの構築、嫦娥(Chang'e)による月探査、天問(Tianwen)による火星探査、羲和(Xihe)による太陽探査など、中国の宇宙関連の総合実力は絶えず向上している。宇宙探査の範囲はより深く、より広くなりつつある。中国の宇宙飛行士は広大な宇宙で、宇宙の夢と中国の夢をつづる壮麗な一章を書き続けている。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News