【11⽉20⽇ Peopleʼs Daily】世界知的所有権機関(WIPO)による「2024年グローバルイノベーション指数(GII)報告」によると、中国には世界のトップ100に入る科学技術イノベーションクラスター26か所がある。2年連続で世界一の数だった。この場合のクラスターとは都市や都市群を指す。WIPOのチーフエコノミストのカーステン・フィンク(Carsten Fink)氏によると、中国では深セン(Shenzhen)-香港(Hongkong)-広州(Guangzhou)や北京(Beijing)、上海(Shanghai)-蘇州(Suzhou)など四つのクラスターが産業科学技術革新での世界のトップ10に入った。

 中国の特許出願件数は長年にわたり世界上位だ。WIPOの2021年の「世界知的財産権指標」によると、中国国家知的財産権局が受理した特許出願件数は計159万件で、世界全体の半数近くに達した。

 同局の申長雨(Shen Changyu)局長によると、特許集約型産業の付加価値は15兆3000億元(約320兆円)に達し、GDPに占める割合は12.7%にまで増加した。また中国科学技術情報研究所によると、2023年における国際的に重視される学術定期刊行物での論文数と引用回数で、中国人によるものがいずれも世界1位だった。

 中国国内の有効な発明特許の数は今年6月時点で442万5000件に達し、うち権利者が企業である割合は72.8%に上昇した。人口1万人当たりの高価値発明特許保有件数は12.9件、中国国内の有効な登録商標数は4590万9000件に達し、再び過去最高を更新した。

 人工知能(AI)の分野では、2014年から2023年までの10年間で、世界全体の生成型AI関連の特許出願件数は5万4000件で、うち中国からの特許出願件数は70.3%を占める3万8000件以上だった。

 環境関連では、中国の「一帯一路(Belt and Road)」共同建設国および関連組織による2016年から2023年におけるグリーン低炭素発明特許は累計3637件で年平均成長率は26.0%だった。権利授与件数は1664件で、年平均成長率は21.3%だった。2020年から2023年までの年平均成長率はさらに上昇して、それぞれ65.4%と49.6%だった。

 中国は知的財産権に関する国際協力を積極的に強化している。国家知的財産権局国際協力局の盛莉(Sheng Li)副局長によると、中国は世界80以上の国と地域と安定した協力関係を構築しており、実施中の知的財産協力協定は200件を超えた。

 中国の知的財産権分野は対外開放レベルを積極的に向上させている。意匠の国際登録に関するハーグ協定と著作権に関するマラケシュ条約に加盟した。また、特許協力条約(PCT)、ハーグ協定、マドリッド協定の、それぞれ特許、意匠、商標についてのWIPOの三大体系では、中国の出願者による出願件数が安定して世界上位だ。一方で、中国における外国側による6月時点での有効な発明特許は91万9000件、有効な登録商標数は213万5000件で、安定して増加中だ。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News