【11⽉16⽇ Peopleʼs Daily】中央アジアなどを経由して中国と欧州を結ぶ貨物列車の中欧班列の需要急増が国際世論の注目を集めている。

 中欧班列には快速、安定、信頼の強みがあり、中国と欧州を結ぶ陸上輸送の重要な方式だ。中国国家鉄路集団によると、今年1-2月の中欧班列の運行本数は前年同期比9%増の2928本、輸送貨物は同10%増の31万7000TEUに達した。今年2月末時点で中国国内の出発地点は120都市に達し、欧州25か国に219都市の終着地点がある。「中欧班列の予約が早期に埋まった」「鉄道輸送の需要急騰」などが中国国外でもしばしば報じられ、中欧班列が沿線諸国の貿易を円滑にする「安定器」であり「加速器」であることが浮き彫りになった。

 中欧班列はユーラシア大陸の鉄道の接続と海、陸、空と鉄道の複合一貫輸送の水準を効果的に高め、ユーラシア大陸のサプライチェーンの新たなルートを切り開いた。そして通関の利便性や、通関地のビジネス環境が絶えず改善され、国際運輸規則の改善が推進されている。またさらに、越境EC専用列車や「列車+産業パーク」、「列車+通関地」などの新たな方式が次々に登場し、沿線諸国に大きな発展のチャンスをもたらしている。スペインの中国問題専門家であるスリオ・リオス(Xulio Rios)氏は、「中欧班列は斬新で相互補完の方式で欧州と中国の双方のニーズを融合している。重要な価値の一つは沿線諸国の経済貿易協力の潜在能力を引き出すことだ」と表明した。

 中欧班列は質の高い「一帯一路(Belt and Road)」の共同建設を力強く支えている。中国の習近平(Xi Jinping)国家主席が第3回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムの開幕式で発表した質の高い「一帯一路」共同建設を支える中国の8項目行動では、「中欧班列の質の高い発展の加速」と「中欧班列国際協力フォーラムの開催」が重要な措置とされた。

 中欧班列はハイレベルな対外開放を拡大する中国の決意と行動を体現している。中国と中欧班列が到達する欧州25か国との貿易総額は2013年の4兆元(約83兆9000億円)から2022年には7兆4200億元(約156兆円)に増加した。今年3月の中国の両会(全国人民代表大会<全人代、NPC>と中国人民政治協商会議<政協、CPPCC>)は、ハイレベルの対外開放を拡大する前向きなシグナルを改めて発信した。中国は自らの規則を自主的に高基準の国際的な経済貿易ルールに接合し、制度型の開放を着実に拡大させ、対外貿易の質の向上と量の安定を推し進め、外資誘致に力を入れていく。

 中欧班列はユーラシア大陸の各国の人々に恩恵をもたらす「幸福の道」として、さらに世界に幸せをもたらす「繁栄の道」として発展している。中国は各方面と「共に協議、共に建設、共に享受」の原則を堅持し、中欧班列の質のより高い、効率のより良い、安全性のより高い発展を推進し、世界経済の発展を促進し、各国の人々の幸せを増進するために貢献していく。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News