【11⽉10⽇ Peopleʼs Daily】1回の打ち上げで衛星8基を軌道に投入、口径500メートル球面電波望遠鏡の「中国天眼(FAST)」でのコアアレイ(アンテナセット)試験機の着工、世界初の100億パラメーター級リモートセンシング解釈基礎モデルの発表――。最近では中国の科学技術革新の成果が頻繁に伝えられている。

 中国は2035年に科学技術強国になる戦略目標を設定している。各種取り組みの成果が出ており、世界知的所有権機関(WIPO)が発表した「2024年世界イノベーション指数(Global Innovation IndexGII)報告書」では、中国の世界におけるGIIのランキングは前年よりも一つ上昇して11位だった。中国は過去10年間でGIIのランク上昇が最も速い国の一つだ。

 中国でイノベーションの成果が絶えず現れているのは、中国人のイノベーションに対する不動の志を反映したものだ。例えば宇宙開発では、中国共産党の指導により中国の代々の関係者が自力更生や自主革新を堅持し、宇宙事業を無から有へ、弱から強へと推し進めてきた。嫦娥6号(Chang’e-6)は今年、人類史上で初めて地球から見て月の裏側で土壌標本を採取した。

 中国は科学技術革新のための投資を絶えず拡大している。研究開発のための投資総額は2012年に1兆元(約21兆4000億円)を突破し、2019年には2兆元(約42兆8000億円)を突破し、2022年には3兆元(約64兆2000億円)を突破した。2023年は前年比8.4%増の3兆3000億元(約70兆6000億円)余りだった。多くの多国籍企業が良好な研究開発環境や豊富な人材などに注目して中国で研究開発センターへの投資を強化し、イノベーション分野での活動を加速させている。

 中国共産党第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)は新たな質の生産力の発展促進のための手配として、全面的な革新を支持する体制と仕組みの構築を強調し、国家革新体系全体の力量を高めることを強調した。ロシア科学アカデミー(Russian Academy of Sciences)世界経済・国際関係研究所のアレクサンドル・ロマノフ(Alexander Romanov)副所長は、「これは中国の発展に絶え間ない活力を提供し、世界経済の活性化により多くの貢献をするだろう」との見方を示した。

 科学技術の進歩は世界の課題であり時代の要請だ。だからこそ開放と協力が正しい道だ。中国はすでに160余りの国と地域と科学技術協力関係を構築し、118の政府間科学技術協力協定を締結し、世界に向けて「国際科学技術協力イニシアチブ」を示している。ビル&メリンダ・ゲイツ財団のビル・ゲイツ(Bill Gates)共同議長が述べたように、中国がイノベーション発展を加速させることは、中国にとって利があり、発展途上国にとって利があり、世界にとって利がある。

 中国は今後も革新駆動型発展戦略を堅持し、科学技術強国建設の壮大な目標に向かって勇敢に前進し、開放的な姿勢で各国と革新協力を強化し、科学技術が人類により大きな幸せをもたらしていく。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News