BRICS諸国は世界における「発展の道」の同行者
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【11⽉8⽇ Peopleʼs Daily】10月下旬にロシア連邦のカザン(Kazan)で開催された第16回BRICS首脳会議は、BRICS拡大後の初のサミットだった。
BRICSは新興市場国と発展途上国の重要な協力の場だ。2006年の設立以来、BRICSの結束力は絶えず強化され、協力分野は次第に拡大し、影響力は強まり続けている。BRICSは貿易、財政、科学技術、農業、文化、教育、衛生、シンクタンク、友好都市など数十の分野で実務協力を展開する多層的な構造を持ち、世界経済の成長を促進し、国際統治を改善し、国際関係の民主化を推進する建設的な力になった。
BRICSの加盟国は今年1月1日に10か国になった。BRICS全体の人口は世界の半数近くであり、貿易では世界の5分の1を占め、経済総量は購買力平価で計算すると先進7か国(G7)を上回る。さらにBRICS諸国とグローバルサウスの間には自然な感情の絆と広範な共通利益がある。中国は、志を同じくするグローバルサウスの仲間がより多くBRICS大家族に加入し、手を携えて人類運命共同体を構築することを歓迎する。
世界では一国主義と保護主義が台頭し、冷戦とゼロサムゲームの思考が上昇し、覇権主義と強権政治が世界の平和と安定を脅かしている。一方でBRICS諸国は心を合わせて団結し、加盟国指導者によるパレスチナ・イスラエル問題特別サミットを開催し、主要20か国・地域(G20)などの多国間メカニズムの中で発展途上国の権益を共同で守っている。中国は、発展は各国の剥奪できない権利であり、少数の国の「特許」ではないと、何度も強調してきた。さまざまな試練に直面して、BRICS諸国は発展振興の道における同行者にならねばならない。
BRICS内の貿易往来はより緊密になっている。今年第1四半期に、中国の他のBRICS 9か国との貿易総額は前年同期比11.3%増の1兆4900億元(約32兆円)で、中国の貿易総額の14.7%を占めた。
BRICSは実務協力を重視している。新開発銀行(New Development Bank、通称BRICS銀)は先日、南アフリカでの水と衛生インフラ建設のために10億ドル(約1500億円)の融資を承認した。新開発銀行は設立以来、加盟国間に向け約350億ドル(約5兆3500億円)のインフラと持続可能な開発計画への融資を認めた。相互接続、航空宇宙、生態保護、文明対話など多くの面で、BRICS諸国の交流と協力が日増しに強まっている。
国連(UN)のグテレス(Antonio Guterres)事務総長が強調したように、さまざまな深刻な危機と分断に満ちた世界では協力が唯一の選択肢だ。BRICS諸国をはじめとする新興市場国と発展途上国は積極的に協力を展開し、互恵とウィンウィンを実現し、グローバル発展イニシアチブを共同で実践し、世界の平和促進、安定発展、安全保障の重要な力になる。同行者はますます増えるに違いない。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News