イスラエル軍、ガザ北部最後の病院を攻撃
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【11月5日 AFP】イスラム組織ハマス(Hamas)が実効支配するパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)の保健当局は4日、ガザ北部で最後に残った病院をイスラエル軍が砲撃していると発表した。
同当局によるとイスラエル軍は、部分的ではあるが、北部で唯一稼働しているカマル・アドワン(Kamal Adwan)病院を「激しく砲撃し、破壊し続けて」いる。
同病院のホッサム・アブ・サフィエ(Hossam Abu Safieh)院長は声明で、「壊滅的」な状況の中、スタッフにも負傷者が出ているとし、「この病院を標的にした爆撃の目的が理解できない」と述べた。
また世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス(Tedros Adhanom Ghebreyesus)事務局長は、子どもの患者6人が負傷したと報告し「衝撃を受けている」と述べた。
一方、イスラエル軍は報告について確認中としつつ、別の声明で「ガザ地区北部および中部でテロリストとそのインフラに対する作戦を継続中だ」と発表した。(c)AFP