英皇太子「アースショット賞」出席で南ア訪問 若者とラグビーも
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【11月5日 AFP】英国のウィリアム皇太子(Prince William)は4日、南アフリカで開催されている環境賞「アースショット賞(Earthshot Prize)」の会場を訪問し、若手の環境活動家らと面会した。その後、地元の若者らとラグビーをプレーした。
ケープタウンで4日に始まったアースショット賞は、ウィリアム皇太子が創設した賞で、今年で4回目の開催となった。また今年から「アースショット・ウィーク・気候ユースリーダーシッププログラム(Earthshot Week Climate Youth Leadership)」もスタートし、ウィリアム皇太子がプログラムに参加する若者らと面会した。ケンジントン宮殿(Kensington Palace)が発表した。
気候変動対策と持続可能性を模索する新たなプログラムには、アフリカとアジア地域からの18~35歳の若者120人が参加している。
訪問の主な目的は、アースショット賞受賞者5人の発表だ。アースショット賞は、気候変動、大気汚染、生物多様性の喪失など、環境問題への取り組みをたたえる目的で創設された。各受賞者には100万ポンド(約1億97000万円)が授与される。
ウィリアム皇太子はまた、ケープタウンの貧困地域にある学校を訪れ、地元の若者らとラグビーをプレーした。元イングランドのラグビー選手、ジェイソン・レナード(Jason Leonard)氏が2014年に設立したトレーニングプログラムに参加している若者たちで、レナード氏も参加した。(c)AFP