中国では職業技能大会を重視、人材の質の向上を後押し
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【11⽉5⽇ Peopleʼs Daily】9月にフランスのリヨン(Lyon)で開催された第47回技能五輪国際大会で、中国代表は金メダル36個、銀メダル9個、銅メダル4個を獲得し、金メダル数、メダル総数、団体総合点のいずれも世界第1位だった。
技能五輪国際大会は権威が最もあり、規模が最大で、影響力が最も大きい職業技能大会だ。中国が参加したのは7回目で、中国の職業技能の水準と出場者の資質の向上がさらに際立った。中国は今回、過去最多の68人の選手を派遣して過去最多の59種目の試合に出場した。中国人選手は最高得点を出した者に与えられるアルバート・ビダル賞も獲得した。選手の平均年齢は22歳だった。
中国では技能五輪国際大会に刺激されたこともあり、各種の職業技能コンテストが開催されるようになった。また、自国の特色を反映したコンテスト体系の整備も加速している。これらの技能コンテストは技能人材に向けて技術を示し、交流と切磋琢磨の場を提供するとともに、より多くの労働者が高度な技能を身に付けることを後押しし、就業促進、人材育成などの面で積極的な役割を果たしている。
第47回技能五輪国際大会の宝石加工で優勝した張宇鵬(Zhang Yupeng)氏は「技能で運命を変え、技能で成功することは、夢ではありません」と感慨深げに語った。溶接で準優勝した胡沢宏(Hu Zehong)氏は、「技能で人生の理想を実現します」と語った。いかなる職業であれ、地に足を着けて一つの技術を鍛えることで才能を発揮することには、大きなやりがいがある。中国はここ数年来、技能コンテスト活動を積極的に展開し、「技能を崇拝し、技能を重用し、技能を尊重する」という考え方が社会全体に定着した。技能コンテストを通じてより多くの人、特に若者に「技術がある者は成功する」を認識させ、職業意識を強め、「技能があれば良い職業に就ける」という理念をより人々の心に植え付けることができる。
今年の技能五輪国際大会では、産業の状況変化を反映して、再生可能エネルギーやロボットシステム統合など、6種目が集中して採用された。技能コンテストは産業の需要に合わせて種目を調整すべきだ。大学と企業は市場の変化と就職状況を察して、新型の技能人材を育成するよう指導すべきだ。例えば、広東省(Guangdong)では多くの技術系大学が技能五輪国際大会の基準を教育に反映させ、新たな競技種目に基づき新たな専攻を設けることで、学生の専門能力を強化し、より良い就職効果を得ることを模索している。
中国では今年になってから、全国農村振興職業技能コンテスト、「一帯一路(Belt and Road)」国際技能コンテスト、黄河流域職業技能コンテストなどの技能コンテストが相次いで開催され、技能人材の育成を促進する濃厚な雰囲気が形成された。第48回技能五輪国際大会は2026年に上海(Shanghai)で開催される。より多くの、より高水準の技能人材が輩出することが期待できる。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News