【11月2日 AFP】サッカーイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は1日、ポルトガル1部リーグのスポルティング・リスボン(Sporting Lisbon)を率いるルベン・アモリム(Ruben Amorim)監督(39)が新指揮官に就任すると発表した。

 開幕からの成績不振を受け解任されたエリック・テン・ハーフ(Erik ten Hag)前監督の後任となる。契約期間は2027年まで。アモリム監督が今月11日に正式に加入するまでは、ルート・ファン・ニステルローイ(Ruud Van Nistelrooy)暫定監督が指揮を執る。

 会見に臨んだアモリム監督は「唯一自分から聞いたのはシーズン終了後に行けるかということだった」とした上で「だが今しかないと言われた。3日間で決断しなくてはならなかった」と明かし、「今断れば、6か月後には手に入らなかっただろう。決断を後悔したくなかった」と話した。

 他のクラブからも接触があり、そのうちの一つからはユナイテッドの「3倍」の金額を提示されていたとも付け加えた。

 アモリム監督は10日に行われるSCブラガ(SC Braga)戦がスポルティングでの最後の試合となり、24日のイプスウィッチ・タウン(Ipswich Town)戦がユナイテッドでの初陣になる見通し。

 スポルティングは、ユナイテッドがアモリム監督の契約解除金として1100万ユーロ(約18億3000万円)を支払うと発表している。(c)AFP/John WEAVER