【10月31日 AFP】29日に行われた24MLBのワールドシリーズ(7回戦制)第4戦で、邪飛を捕球しようとしたロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)のムーキー・ベッツ(Mookie Betts)の守備を妨害したニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)のファン2人が、第5戦でのスタジアム入場を禁止された。ヤンキースが30日、重要な一戦を前に発表した。

 第4戦の初回、ベッツがヤンキースのグレイバー・トーレス(Gleyber Torres)を打球をつかもうと、ファウルエリアのフェンス際で飛び上がった瞬間、ファンの1人がベッツの右手をつかみ、もう1人がグローブからボールを​​引き抜いた。

 トーレスは守備妨害でアウトになり、右翼ファウルゾーンの最前列に陣取っていたこのファン2人は、その後退席処分を受けた。

 ヤンキースは声明で、ファン2人がベッツとの「はなはだしく、容認できない身体的接触」によりヤンキースタジアム(Yankee Stadium)から退席処分を受けたとし、「選手、ファン、スタジアムスタッフの安全とセキュリティは、ヤンキースタジアムで開催されるすべてのイベントの基本要素であり、妥協することはできない」「ヤンキースと米大リーグ(MLB)は昨夜のような行為に対して一切容認しない方針を維持している。これらのファンはいかなる立場でも今夜の試合への観戦は許可されない」と述べた。(c)AFP