【10月30日 CNS】「清潔で衛生的、安価でお得、味が安定していて、メニューも豊富、さらにコスト削減も可能……」最近、四川省(Sichuan)成都市(Chengdu)内の一部の飲食店で「スマート炒め機」が人気を集めている。炒め機で作った料理は美味しいのか?炒め機は本当にシェフの代わりになれるのか?

 成都市錦江区のある地域レストランでは、すでに炒め機を完全に使ってシェフの役割を果たしている。また、金牛区の老舗飲食チェーンも今年7月にスマート炒め機を導入した。多くの業界関係者は、このスマート炒め機の利点として、効率が高くコストが低いこと、そして味の安定性があることを挙げている。さらに、「デジタル化されたレシピ」を使うことで、中華料理の標準化が進み、飲食業の国際的な連携も促進できる可能性があると考えている。しかし一方で、「まだ火加減の調整が十分でない」ため改良の余地があり、使える場面にも限界があるとの意見もある。

 成都飲食業協会の袁小然(Yan Xiaoran)会長は、飲食業界が直面するチャンスと課題の中で、変化を受け入れることが良い選択肢になり得ると考えている。(c)CNS/JCM/AFPBB News