【11月1日 Xinhua News】中国甘粛省はシルクロードの東部に位置し、西域から伝わった仏教の通り道となっていた。省内に豊富に残る仏教遺跡や文化財は、中国仏教の発展史において重要な地位を占めている。省都・蘭州市にある甘粛省博物館は常設展「荘厳妙相-甘粛仏教芸術」で100点(組)を超える仏教文化財を陳列し、同省の仏教文化をあらゆる角度から紹介している。

 甘粛省博物館は1939年に創設され、国家1級博物館に指定されている。同省の古代から近現代に至る貴重な歴史的遺物と自然標本計8万点(組)余りを所蔵。有名な展示品には仏教文化財のほか、甘粛彩陶(彩文土器)、漢・唐代のシルクロードにまつわる文化財、古生物化石などがある。(2)甘粛省博物館で感じる仏教芸術の美(c)Xinhua News/AFPBB News