【10月30日 AFP】アジア・サッカー連盟(AFC)の年間表彰式が29日、韓国のソウルで行われ、女子の最優秀選手に日本代表のFW清家貴子(Kiko Seike)が選出された。

 清家は浦和レッズレディース(Urawa Red Diamonds Ladies)で昨季20ゴールを決めてチームのWEリーグ連覇に貢献。AFC女子クラブ選手権(2023 AFC Women's Club Championship)も制覇し、7月にイングランドのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)に移籍した。パリ五輪で8強入りした日本代表にも選出された。

 清家は「今回このような栄誉ある賞を受賞できてとてもうれしく思います」「引き続き所属クラブや日本代表、アジアのサッカーの価値を高めるために頑張りたいです」とコメントを寄せた。

 男子はカタール代表のFWアクラム・アフィフ(Akram Afif)が2019年に続いて2回目の受賞を果たした。アジアカップ(2023 AFC Asian Cup)決勝でハットトリックを達成するなど、合計8ゴールを挙げて大会得点王に輝き、チームの優勝に貢献すると、所属するアル・サード(Al-Sadd)をカタール国内2冠に導いた。

 同賞に複数回輝いた男子選手は、中田英寿(Hidetoshi Nakata)、セルヴェル・ジェパロフ(Server Djeparov)に続いて3人目となる。(c)AFP