【10月29日 AFP】ウクライナ侵攻を続けるロシア軍が10月に制圧した面積は27日時点で478平方キロに及び、月間としては、侵攻開始直後の2022年3月以降、最大となった。AFPが28日、米シンクタンクの戦争研究所(ISW)のデータを基に分析した。

 ロシア軍はウクライナで今年8月に477平方キロ、9月に459平方キロを掌握したが、10月はそれを上回る。特に戦略的な要衝である東部ドネツク(Donetsk)州ポクロウシク(Pokrovsk)周辺で、ロシア軍が戦線を大きく押し込んだことが寄与した。

 ロシア軍は現在、南・東方面からポクロウシクに向かっており、わずか数キロの地点にまで迫っている。

 さらに、戦線北方に位置するハルキウ(Kharkiv)州クピャンスク(Kupiansk)近郊でも40平方キロ以上を掌握している。

 戦力で上回るロシア軍を相手に、ウクライナ軍が東部で苦戦を強いられている状況が改めて浮き彫りになった。

 AFPが分析に使用したのは、ISWが毎日発表しているデータで、ロシア・ウクライナ両軍が公表した情報および衛星画像に基づいている。(c)AFP