【10月26日 AFP】サッカーフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は25日、キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が主張している合計5500万ユーロ(約86億円)の未払い金について、フランスプロサッカーリーグ連盟(LFP)から出された支払い命令を拒否する意向を明らかにした。

 今夏スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)に移籍したエムバペは、この支払い問題で古巣PSGとの対立が激化しており、LFPの上訴委員会はこれまで仲裁に乗り出していた。

 エムバペが最後の3か月分の給与といくつかのボーナスを支払うよう要求しているのに対し、カタール資本のPSGは同選手が2023年8月にその金額を放棄することに同意したと主張している。

 PSGがLFPの支払い命令を断固として拒否していることから、この問題は長引く見通しとなっている。(c)AFP