青海大柴旦地区で初めてユキヒョウを発見、関連部門が協力して救護
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【10月24日 CNS】中国・青海省(Qinghai)海西モンゴル族チベット族自治州(Haixi Mongol and Tibetan autonomous prefecture)大柴旦地区で、国家一級重点保護野生動物であるユキヒョウが初めて発見されたことが、大柴旦行委公安局から報告された。
ユキヒョウは、チベット高原の野生動物の中でも象徴的な種であり、その個体群が長期間にわたり存在し、安定して繁殖していることは、エコシステムの機能が健全であることを示す重要な指標となっている。その保護の成果は、高原山地の生態系の安定性と完全性に直接関係している。
10月20日、大柴旦行委公安局の森林警察大隊は、地元住民から「管轄内の鉱山企業の犬舎に、ユキヒョウらしき動物が現れたため、危険ではないかと心配し、救助を求める」との通報を受けた。
通報を受けた後、森林警察はすぐに行委自然資源・林業草原局と連携して現場に急行。現地に到着後、警察と林業草原局のスタッフが遠隔から観察し、その動物がユキヒョウであることを確認した。
犬舎の囲いの安全性を確認した後、警察は雪豹の近くまで進み、外傷が見られないものの、長期間にわたり食事をしていないようで体が弱っていることが確認された。
複数の人が協力して、鉄製のケージを使ってユキヒョウを大柴旦行委公安局の臨時保護施設へ移送し、そこで餌を与えた。同時に、大柴旦行委公安局はこの状況を大柴旦行委および州公安局に報告し、青海野生動物救護繁殖センターと連絡を取り、指導を受けながら雪豹の観察とケアを行った。
10月21日、青海野生動物救護繁殖センターのスタッフが大柴旦に到着し、ユキヒョウの身体を初期検査した。現在、このユキヒョウは青海野生動物救護繁殖センターに移送され、健康状態のさらなる監視が行われている。
近年、大柴旦地区では、生態環境がますます改善され、さまざまな野生動物の活動範囲が拡大し、目撃される機会も増えている。(c)CNS/JCM/AFPBB News