女性サーファー、メカジキに胸刺され死亡 インドネシア
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【10月23日 AFP】インドネシア西部で先週、イタリア人女性サーファーがメカジキに胸を刺されて死亡した。
ジュリア・マンフリーニ(Giulia Manfrini)さん(36)は、スマトラ(Sumatra)島沖にあるムンタワイ(Mentawai)諸島でサーフィンをしていた際、剣のように鋭く長い吻(ふん)を持つメカジキに刺された。
ムンタワイ防災当局のラフムディン・シレガル(Lahmudin Siregar)局長代行は22日、マンフリーニさんについて、「マソクト(Masokut)島沖でサーフィンをしていたところ、突然飛び出してきたメカジキに胸を刺された」「最寄りの診療所に搬送されたが、到着直後に亡くなった」とAFPに語った。
ラフムディン氏は国営通信社アンタラに対し、傷の深さは5センチだったと述べた。
マンフリーニさんが滞在していた「ヒドゥンベイ・リゾート・ムンタワイズ(Hidden Bay Resort Mentawais)」によると、ムンタワイ諸島はマンフリーニさんのお気に入りのサーフスポットだったという。
同リゾートは21日、インスタグラムにへの投稿でマンフリーニさんについて、「魚に胸を突かれ、ほぼ即死だった」と説明した。
「だが、彼女が最も愛することをやり続け、苦しむことなく亡くなったのは確かだ。光の道を進み、死後の世界で永遠の波に乗り続けられますように」
マンフリーニさんが経営する旅行代理店AWAVEトラベル(AWAVE Travel)の共同創設者ジェームズ・コルストン(James Colston)氏は20日、マンフリーニさんが「不慮の事故」で「愛する場所で、愛することをしている最中に亡くなった」と発表した。(c)AFP