バルディビア氏、レイプ容疑で拘束 サッカー元チリ代表
発信地:サンティアゴ/チリ
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【10月23日 AFP】サッカー元チリ代表のホルヘ・バルディビア(Jorge Valdivia)氏(41)が、レイプの疑いで告訴され、22日に拘束されたことが分かった。
バルディビア氏は20日夜、一緒に食事をした女性の家に行き、事件はその場で起きたとされている。警察は22日に訴えを受け、「犯罪の深刻さ」や被害者への影響を考慮し、同日中にバルディビア氏を拘束。同氏は現在、首都サンティアゴから約80キロの場所にある中部ランカグア(Rancagua)で勾留されている。
バルディビア氏は「誰にも性的暴行を加えたことはない」と容疑を否定する声明を発表しているが、有罪になった場合は最長で禁錮15年の可能性がある。
バルディビア氏は2022年に現役を引退して以降はラジオ局でコメンテーターを務めているが、事件を受けて当面降板することが決まっている。
現役時代はチリ代表の「黄金世代」の一員として、2015年にコパ・アメリカ(2015 Copa America)優勝を経験。W杯(World Cup)にも2010年の南アフリカ大会、14年のブラジル大会と2大会連続で出場した。(c)AFP