【10月17日 AFP】米国のロバート・F・ケネディ(Robert F. Kennedy)元司法長官の妻エセル・ケネディ(Ethel Kennedy)さんの追悼式典が16日、首都ワシントンで催された。エセルさんは10日、死去した。96歳だった。

 セント・マシューズ大聖堂(St Matthews Cathedral)で行われた式典には、ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領とバラク・オバマ(Barack Obama)元大統領、ビル・クリントン(Bill Clinton)元大統領が出席し、エセルさんの死去を悼んだ。この大聖堂では、ロバート氏の兄、ジョン・F・ケネディ(John F. Kennedy)元大統領の葬儀が63年に執り行われている。

 バイデン氏は追悼演説で「ボビーの大義を引き継ぎ、国に自分の印を刻んだ」と述べた。

 人権擁護活動に従事したエセルさんは、1968年に暗殺されたロバート氏との間に子どもを11人もうけた。

 式典には、ミュージシャンのスティービー・ワンダーさん(Stevie Wonder)やスティング(Sting)さんらも参列し、歌や演奏を披露した。(c)AFP